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一般社団法人社会構想デザイン機構
ISVD-LAB-001進行中

静かなまちプロジェクト — 都市騒音×感覚ストレスの可視化と政策提言

感覚過敏・ミソフォニア当事者の視点で都市の音環境を可視化し、「感覚ストレス指標」を開発する研究。文京区で騒音規制の構造的空白と環境正義の欠落を実証する。

研究領域

環境

開始日

2026/2/28

研究の背景

生活騒音にストレスを感じているのに「気にしすぎ」で片付けられていませんか。音の問題は個人の感受性ではなく、都市設計と制度の課題です。文京区をフィールドに、騒音データの可視化と規制の構造分析から、誰もが暮らしやすい音環境の実現を目指しています。

仮説(6)4/6
フィールドワーク0/5
分析(2)1/4
論文0/5
社会発信0/4

研究アーティファクト

各フェーズで策定すべきフレームワークと成果物の進捗マップ。スロットをクリックすると関連ノートが展開されます。

仮説

4/6

Framework

課題マップ

diagram必須

Deliverable

フィールドワーク

0/5

Framework

調査設計書

table必須

データ収集計画

table必須

倫理チェックリスト

checklist

Deliverable

現地調査ノート

mdx[]必須

調査データ

dataset

分析

1/4

Framework

分析の枠組み

table必須

因果関係図

diagram

Deliverable

データ可視化

dashboard

論文

0/5

Framework

執筆構成

document必須

査読計画

checklist

Deliverable

研究レポート

mdx必須

政策提言

mdx

インフォグラフィック

image

社会発信

0/4

静かなまちレポート Vol.1 — 文京区音環境フィールドワーク報告

mdx

プレゼン資料

slides

広報資料

document

文京区 音環境マップ β版

tool

方法論

この研究で採用している方法論とアプローチです。

フィールドワーク(騒音測定+主観評価)

文京区内の生活道路・公園・住宅街で騒音レベルを測定し、同時に住民の主観的ストレス評価を収集。デシベル値と感覚ストレスの乖離を可視化する。

使用ツール・手法
騒音計(Class 2)GISGEMA

制度分析(Institutional Analysis)

騒音規制法・環境基本法・条例の構造を分析し、規制対象外となる音源(生活騒音・低周波音等)の制度的空白を類型化する。

使用ツール・手法
法令データベースe-Gov自治体条例比較

データ可視化・GISマッピング

騒音測定データと苦情件数の地理的分布を重ね合わせ、騒音被害の地理的偏在と社会経済的要因の相関を分析する。

使用ツール・手法
QGISD3.jse-Stat API

用語集

この研究で使用する主要な専門用語の定義です。

感覚ストレス指標かんかくすとれすしひょう
デシベル値だけでは捉えられない、個人の感覚特性に基づく音環境ストレスの複合指標。本ラボで開発中。
関連用語:ミソフォニア聴覚過敏
環境正義(Environmental Justice)かんきょうせいぎ
環境負荷が社会的弱者に不均衡に集中する構造を是正する理念・運動。騒音被害の地理的偏在も環境正義の問題。
関連用語:認識的不正義
サウンドスケープ(Soundscape)さうんどすけーぷ
R. M. Schaferが1977年に提唱した概念。音環境を物理量ではなく、聴く主体の知覚・文化的文脈で捉える枠組み。
関連用語:感覚ストレス指標
出典
GEMA(Geographic EMA)じーま
Geographic Ecological Momentary Assessment。GPS位置情報と連動して、リアルタイムの主観的体験を記録する調査手法。騒音ストレスのフィールド調査に有効。
関連用語:感覚ストレス指標
聴覚過敏(Hyperacusis)ちょうかくかびん
通常の音量の音が耐えられないほど大きく感じられる状態。感音性難聴や自閉スペクトラム症に伴うことが多い。
関連用語:ミソフォニア(Misophonia)感覚過敏

文献リスト

参考文献の詳細リストです。

  • 聴覚過敏と暮らしの音環境

    佐久間哲哉 (2021)

  • 発達障害に伴う聴覚過敏と音環境に関する実態調査

    松井温子, 佐久間哲哉 (2020)

  • Geographic Ecological Momentary Assessment (GEMA) of environmental noise annoyance

    Lam, K. C. et al. (2020)

    GPS連動型リアルタイム主観評価手法。本ラボのフィールドワーク設計に参考

  • Environmental Noise Guidelines for the European Region

    WHO Regional Office for Europe (2018)

    WHO欧州地域事務局の環境騒音ガイドライン。道路・鉄道・航空機・風力発電の騒音基準値を提示

  • Auditory and non-auditory effects of noise on health

    Basner, M. et al. (2014)

    The Lancet掲載。騒音の聴覚的・非聴覚的健康影響を包括的にレビュー

学会・発表ロードマップ

学会所属、論文投稿、学会発表の計画と進捗です。

公刊計画中2026-09

ワーキングペーパー ISVD-WP-2026-002: 文京区音環境フィールドワーク報告

Zenodo

Zenodo DOI取得 → 引用可能な学術文献化

論文投稿計画中2026-11

JSSTS年次大会 ポスター発表

JSSTS

「騒音基準値の社会的構成 — 感覚過敏者が不可視化される制度設計」

論文投稿計画中2026-11

INCE/J 秋季研究発表会

INCE/J

工学データベースの発表。GIS騒音マッピング + 感覚ストレス指標

学会所属計画中

科学技術社会論学会(JSSTS)入会

JSSTS

両ラボ共通のホーム学会。正会員 ¥8,000/年

Link
学会所属計画中

日本騒音制御工学会(INCE/J)入会

INCE/J

騒音研究本丸。機関誌「騒音制御」年6回。正会員 ¥10,000/年

Link
学会所属計画中

日本サウンドスケープ協会(SAJ)入会

SAJ

「静かなまち」と直接合致する学際的コミュニティ

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